海外FXの口座開設方法。準備やポイントを解説

コラム

投資にチャレンジしてみたい、と考える人は多くいますが、実際にはどのような手順で行えば良いのでしょうか?どんな初心者でも経験者でも欠かせない、海外FXの口座開設の準備や始め方のポイントについて見ていきましょう。

口座を開設する方法とポイント

FX業者には、国内に本社を持つ証券会社と、海外に本社を持つ証券会社の2種類があります。「海外FX」と呼ばれるのは後者の方で、口座開設には国内の会社とは少し異なる方法を用います。海外のFX業者で口座を開設するには、まず身分証明書や住所を証明する書類の提出が必要です。書類の提出はすべてオンラインで完結できる会社がほとんどですから、郵送などの手間はありません。必要書類さえそろっていればスムーズに口座を持つことができますよ。

口座の開設に必要な物は、身分証明書・住所確認書類の2つが主です。開設自体に必要な準備といえば書類を揃えておくことくらいですが、口座を開設するといよいよ投資のスタートラインに立つわけですから、事前にFXの基礎知識について勉強しておいたり、トレード資金を決めたり用意したりしておくことも大切です。業者によっては、個人情報の確認書類を提出したり、審査が完了していなくても口座に資金を入金・取引を開始することもできますよ。

海外FXとは?国内業者との違い

海外のFX業者と国内のFX業者では、それぞれ異なる特徴があります。まず口座開設の方法ですが、国内業者は開設手続きを初めてから審査が完了するまでは、口座に資金を入金することはできません。一方、海外業者の場合は手続きから入金が可能になるまでのスピードがかなり速いため、今すぐにでも取引を始めたい、すぐに投資にチャレンジしたいという人に向いています。仮に審査が完了していなくても出金手続きが可能な点も、海外のFX業者ならではの特徴と言えるでしょう。

また、取引の透明性も海外の業者の方が高いと言われやすいのが現状です。海外業者では、FX業者を介さず、トレーダーが直接市場と取引をする「NDD方式」を採用していることが多いため、注文価格と約定価格に差が生じにくいのです。ただし取引コストの高さや税金の高さ、日本語サポートが充実していない場合のトラブルリスクなどもあるため、海外のFX業者を利用する際はよく注意しましょう。

業者の選び方や各社の違い

FX取引で資産運用を始めるにあたって、口座を開設する前の準備として業者選びは欠かせません。海外のFX業者を利用するなら、まず日本語のサポートが充実しているかどうかについてよく確認しましょう。言語が分からない、という理由で大きなトラブルに発展するケースは少なくありません。メールや電話、チャットなど…サポート方法が多いほど心強いでしょう。

また、口座開設や入金の際にトレード用資金が提供される「ボーナス」も海外業者の特徴の一つですから、ボーナスの内容や充実さを基準に業者を選ぶのも良いでしょう。信頼性を測るためにも、金融ライセンスを保有しているかどうかについてもよくチェックしておくと安心に繋がります。